eラーニング講座「仕事と介護の両立支援セミナー」の提供を開始しました。
株式会社ライフワークス(以下、ライフワークス)は、このたび、eラーニング講座「仕事と介護の両立支援セミナー」の提供を開始しました。本講座は、ICTソリューションにより様々なワークスタイルの実現を支援しているパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック社)との共同開発によって生まれました。
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総務省によると、65歳以上の高齢者人口は3,461万人を超え、総人口に占める割合は27%となっています(2016年9月のデータ)。高齢者の増加に伴い、企業で働く現役社員の中でも、介護問題がはっきりとした形で現れてきています。公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団の「超高齢社会における従業員の働き方と企業の対応に関する調査」によると、管理職世代が最も多く含まれているであろう40代後半以降では40%以上、30歳代でも20%が介護リスクのある親を抱えながら仕事をしていると、捉えることができます。そうした状況下、多くの企業が貴重な労働力を維持するために、仕事と介護の両立を実現するための支援策を模索しています。
ライフワークスでは組織で働く人のキャリア自律を支援するために、研修やキャリア・カウンセリングなどを中心としたサービスを提供しています。当社では、介護離職を未然に防ぐための打ち手について企業からご相談をいただくケースが増えてきたことを受け、2015年に「仕事と介護の両立支援セミナー」をリリースいたしました。そして、このセミナーをより幅広く受講いただけるように活動してまいりましたが、集合研修型という提供形態のみでは、同セミナーを求めているすべての方を支援することに限界があると感じておりました。
そこで今回ライフワークスでは、業務向けICTソリューションだけではなく、教育関連のソリューションに精通しているパナソニック社の協力を得て、仕事と介護を両立したいと願う方々に受講され、企業における介護離職の防止や生産性の向上が促進できればという思いのもと、本講座の開発に至りました。
本講座は、介護される人、介護する社員、それを支援する企業(職場)、それぞれの立場で必要となる情報をもとに組み立てられています。受講者は介護に関する知識を得て、自分事化して捉えることで、早期からいざというときに備えることができます。これにより、企業は、急な生活の変化によって社員が離職を余儀なくされるというケースを低減し、介護をしながら仕事の質を落とさずに仕事を継続するための対策につなげていくことができます。
【講座をお勧めしたい企業】
- 介護不安を抱える社員が増えているが、介護離職を防ぎたいと考えている
- 社員から介護保険など国・自治体の支援策、福利厚生などに関する質問が増えている
- 介護や子育て中の社員が働きやすい職場環境に改善していきたい
- 長時間労働是正に向け、ワークライフバランスを正しく理解し、具体的な対策を講じられる管理職を育成したい
- 働き方に対する職場全体の意識を変え、生産性向上につなげたい
【講座の特長・受講のメリット】
- 集合型研修で行われる「基礎編」「両立編」の2講座の両方のエッセンスを網羅。いずれも動画で反復学習でき知識を定着させることが可能
- 「基礎編」では、介護をするうえで必要な準備や知識を吸収できる。たとえば、介護に関する情報収集の仕方や、介護保険の申請方法など
- 「両立編」では、「基礎編」でおさえた知識をもとに、ケーススタディなどの学習を通して両立の仕方を学習。自分が介護する立場になった場合を想定し、より具体的・実践的な準備につなげていくことができる
【パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社】
クラウドサービス、アプリケーション開発、ICT・IoTシステム構築、AI・データ分析等のソリューションを通じ、働き方改革、生産性向上といった組織の課題の解決を支援している。
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