法政大学大学院 石山教授 特別講演
「組織におけるミドル・シニアのキャリア構築の方向性」
市場環境の変化に伴い、企業も様々な変化を遂げている今日において、社員のキャリアのあり方も新しい局面を迎えています。
これまで、多くのビジネスパーソンにとっては、所属する企業の指針(日本型雇用の枠組み)に従い、企業人として組織階層を上がっていくことが、自己実現のあり方でした。しかし、近年では、企業はすべての社員に成長の機会と立場(役割)を提供することが困難になってきています。
そして、特に大手企業を中心に、ボリュームゾーンであるミドル・シニアが、こういった環境変化によってモチベーション低下させてしまうといった問題が生まれています。
65歳就業時代という、"キャリアの時間軸"が延長している中、ミドル・シニアが組織内での役割を自らも見出して活躍し続けることを期待しながらも、そのための貢献意識や成長意欲を維持する機会や立場を持ち得ていないというジレンマに陥っている。そういった企業人事の方、あるいは経営層の方は多いのではないでしょうか?
今回の講演では、『ミドル・シニアの働きがい創造プロジェクト』を共同で進めている法政大学大学院の石山教授をゲストお招きして、新しい切り口から皆さんと一緒にこの課題について考えてみたいと思います。
【第一部】特別講演「組織におけるミドル・シニアのキャリア構築の方向性」及び調査報告 13:30〜
すべてのミドル・シニアが企業から成長機会や役割を等しく与えられない中でも、自らの手でどのように後半戦キャリアを形成することが出来るのか。また企業はこのキャリア形成に対してどのように効果的な支援をすることが出来るのでしょうか。先生の講演や石山研究室による調査報告をヒントに皆様も一緒にお考え下さい。
講演者のプロフィール
石山 恒貴 教授
NEC、GEなどにて人事労務を経て、現在、法政大学大学院政策創造研究科教授。博士(政策学)。
その他、ATDインターナショナルネットワークジャパン理事、タレントマネジメント委員会委員長。NPOキャリア権推進ネットワーク研究部会所属。
主な著書:
『パラレルキャリアを始めよう!』ダイヤモンド社、2015年
『組織内専門人材のキャリアと学習』日本生産性本部生産性労働情報センター、2013年
【第二部】当社による事例紹介 15:00〜
当社がこれまでお手伝いしたミドル・シニア人材の活躍支援に関する事例を、コンサルタントがご紹介します。
- コンサルタント/野村 圭司
皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
【第三部】来場された方々同士でのテーマ対話と全体での情報共有 15:15〜
石山教授をファシリテーターとして、来場された皆様とミドル・シニア人材の活躍とその支援といったことをテーマとした対話や情報交換を行います。
セミナー概要
日程 | 2016年8月26日(金)13:30~17:00 (13:10受付開始) |
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会場 | 虎ノ門36森ビル 10F 弊社セミナールーム |
対象 | 人事企画・教育研修のご担当者様 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
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