第2回『シニア制度(人事制度)セミナー』開催報告
2018年9月6日(木)、当社セミナールームにて「第2回 シニア制度(人事制度)セミナー」を開催しました。
概要
今日の日本企業は、若手も含め社外から人材を獲得するための競争が激しくなってきている傾向もあり、「いかにして社内の人材を活かすか」ということが重要な課題の1つとなってきています。
とりわけ会社の労務構成に占める割合が益々高くなる「シニア人材」の活用は、企業の人事戦略上の重要なテーマの一つになったと言っても過言ではありません。
当社ではシニア人材活用戦略の要として、以下の2点をご提案しています。
1)自社の目的に合った「出口戦略」の明確化
2)戦略実現のためのハード・ソフト両面からの施策の検討・設計・構築
8/2に開催したシニア制度セミナーについて大変ご好評いただきましたので、同じテーマで追加開催致しました。
当日の様子
セミナーは、シニア人材活用が必要とされる背景と、今の時代に求められる制度の最新情報の話から始まりました。その上で人事制度設計においては、自社の出口戦略における目的に合わせて各種制度の組み合わせを検討し、
働き方を選べる制度にする事が肝要であるといった話題に進んでいきました。
セミナーの後半は、シニア制度の浸透に向けてモチベーション施策としてはどんな側面からの改革が必要なのかという観点で、進めさせていただきました。キャリア面談の効果的な取り入れ方や、管理職とシニア社員双方への働きかけの必要性、新しい職務の創出や役割創造のためのヒント等具体的な事例を交えながらの話に、皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
ディスカッション・参加者の声
セミナー後のグループディスカッションでは、参加者の皆さまが以下のような課題に対し、積極的な意見交換をされていました。
□現時点で強く課題に感じている事
・自ら職域を広げられるような仕組みづくりとその評価・処遇
・モチベーション向上策
・シニアに期待する事の明確化
・直属の上司とシニア本人の対話の活性化
□セミナーを終えてのご感想
・シニアの積極活用を考えるにあたっての詳細なデータや事例がありイメージしやすかった
・参加者の方々とのディスカッションが有意義だった
・他社の方々との対話を通して自社の課題検討のためのヒントが得られた
・シニアが自ら役割を創造するという考え方に刺激を受けた