『2016年7月27日（水）第4回キャリア開発ラボ・ネットワーキング』開催報告
2016年7月27日（水）、当社セミナールームにて『第4回キャリア開発ラボ・ネットワーキング』を開催しました。
今回は、味の素株式会社人事部キャリア支援グループ 渡辺昌彦様をゲストにお招きし、同社における社員の「キャリア自律体系構築」の取り組みについてご紹介いただきました。その後、事例紹介を受けて、参加した皆様同士でご関心の高いキャリアの課題をテーマとして対話を行なっていただきました。
「キャリア開発ラボ・ネットワーキング」は、知見の共有や情報交換、人的ネットワーク構築の場として、参加者の皆様と共に創り上げるイベントです。
味の素株式会社 渡辺昌彦様のご講演
"FIT & GROW with Specialty"を掲げ、グローバル食品メーカートップ10を目指す味の素株式会社様は、従来の自社の強みに加えて、人財マネジメントの進化・変革を進めていらっしゃいます。さらに、今後はグローバル展開に伴う若手中核層の早期育成、多様な社員が活躍できる組織風土づくり等、社員一人ひとりに高いキャリア自律意識が求められる状況にあります。
この状況を加味し、同社では、2012年にキャリア支援グループを立ち上げ、個々の社員の生き方、働き方に関する価値観の多様性に対応した「自己実現のための主体的キャリア開発」を積極的に支援するための仕組み・学びの場を提供し、具体的なサポートを実践されています。
今回の講演では、こういった背景の下で、Step1:シニア社員のキャリア自律支援、Step2:10年後のシニア層となる現ミドル世代（40代）のキャリア施策を強化、Step3:その成果をその他の年代へと展開、という流れで、全ての社員のキャリア自律体系を"トータルサポートMAP"として構築された、味の素株式会社様のキャリア体系の構築の概要をお話しいただきました。
質疑応答の中では、キャリア自律体系のデザインの仕方、体制、運用、そして自社の課題等、様々な角度で参加者の皆様からの問が発せられました。
ディスカッション・情報共有
当社のチーフ・コンサルタント 野村によるファシリテートの下で、ご参加頂いた皆様にグループに分かれていただき、それぞれで関心のあるテーマについて意見交換を行っていただきました。
特に、ミドル・シニア世代の人材に関して、「定年延長とモチベーション低下へどう対応するか」、「どこまで企業が支援をするべきか」、「制度を作って根付かせる方法は何か」といったようなテーマで参加者の皆様は活発に意見を交換されていました。
ミドル・シニア人材やその上司を支援するプログラムの体験会を開催しています
当社では、ミドル・シニア人材やその上司を支援する研修・セミナーの体験会を開催しています。関心のあるテーマがございましたら、ぜひご参加ください。
「多様な部下のマネジメントセミナー ～年上部下をもつ管理職向け」
日時：2016年9月8日（木）14時～17時
概要・お申込みはこちらから
「ミドル・シニア人材活性化研修」
日時：2016年10月13日（木）10時～18時
概要・お申込みはこちらから