京都産業大学 三輪教授 特別講演
「ミドル期以降の知識労働者のキャリア発達」
人工知能が着目される今日、私たちの働き方も変化を遂げようとしています。とりわけ、知識労働者は働き手として存在を増してきており、もやは主役ともいえる存在になりました。そして、彼(彼女)らが活き活きと働き、存分に能力を発揮することが、企業や社会を活性化につながると言っても過言では無いでしょう。
他方、知識労働者の増加とともに高年齢化も今後進んでいくと考えられます。そして、知識労働者にも例外なく、中年期以降のキャリアには、喪失や下降・停滞といった変化が人的資源管理上の新たな課題が関わってきていくことになります。
言うならば、私たちは、今後益々「ミドル期以降の知識労働者のキャリア開発・人材マネジメントを如何していくか」ということを考える機会、必要性が増してくるのではないでしょうか。
そこで、今回は、京都産業大学教授の三輪卓己先生をお招きして、「ミドル期以降の知識労働者のキャリア発達」ついて講演頂くことになりました。ミドル・シニア人材のマネジメントについて皆さんもこの機会に一緒に考えてみませんか。
*本講演における知識労働者とは
「何らかの専門知識、ならびに関連する知識や思考力を用いて、知識の創造・伝達・編集あるいは応用や改善を行う仕事に従事する者」と定義し、以下の層も対象ととらえています。
・ソフトウェア技術者、経営コンサルタント、各種のアナリスト、プランナー、プロデューサーなど、近年急激に増加した新興専門職
・企業などの組織の中で経営企画や事業創造に、あるいは各職能部門における企画や分析、問題解決に従事するマネジャーおよびホワイトカラー
【第一部】三輪教授 特別講演 13:30〜
「ミドル期以降の知識労働者のキャリア発達を考える~キャリア中期以降のキャリア危機への対応のポイントとは~」
講演を通して、皆さんにミドル・シニア人材のマネジメントについての知識を得て頂くだけではなく、人事、人材開発の担当者として自社のミドル・シニア人材に関する課題を整理し、キャリア開発における具体的な支援施策のヒントを得て頂ければと思います。
講演者のプロフィール
三輪 卓己 教授
京都産業大学経営学部教授。主な研究テーマは、「知識・情報社会のキャリアと人的資源管理」。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。㈱三菱UFJリサーチ&コンサルティング,チーフコンサルタント、京都産業大学経営学部専任講師などを経て2007年より現職。
主な著書:
『知識労働者の人的資源管理 企業への定着・相互作用・キャリア発達』中央経済社、2015年
『ケーススタディ 成長・優良企業の人事戦略』(共編著)税務経理協会、2015年
『知識労働者のキャリア発達 キャリア志向・自律的学習・組織間移動』中央経済社、2011年
『入門 人的資源管理(第2版)』(共著)中央経済社、2010年
『マネジメントを学ぶ』(共著)ミネルヴァ書房、2008年
『フラット型組織の人事制度』(共著)中央経済社、2004年
『成果と公平の報酬制度』(共著)中央経済社、2003年
『ソフトウェア技術者のキャリア・ディベロップメント-成長プロセスの学習と行動-』中央経済社、2001年
【第二部】テーマディスカッション 14:40〜
講演を通して理解した内容を踏まえつつ、来場された皆様同士で自社の取り組みや課題も含めて事例、意見を交換します。三輪先生にもコメントを頂きながらミドル・シニア人材のマネジメントやキャリア開発について考えます。
【第三部】事例紹介 16:00〜
当社がミドル・シニア人材の活性化をお手伝いしている事例をご紹介します。このセミナーで皆様が得たヒントを具体的な計画に落とし込むためのヒントにして下さい。
セミナー概要
日程 | 2017年8月30日(水)13:30~16:30 (13:10受付開始) |
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会場 | 虎ノ門36森ビル 10F 弊社セミナールーム |
対象 | 人事企画・教育研修のご担当者様 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
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