10/13開催『ミドル・シニア人材活性化研修』無料体験会開催報告
2016年10月13日(木)、当社セミナールームにて、今年度2回目となる「ミドル・シニア人材活性化研修」無料体験会を開催しました。今回の体験会は、中尾トレーナーが担当しました。
概要
「働き方」や「キャリア自律」といったキーワードとともに、ますます注目が集まるミドル・シニア人材。本人たちは、変化する環境に対して自身でできることの限界を感じながら悩み、パフォーマンスが低下してしまうということもしばしば起こり得るようです。また、このようなパフォーマンス低下の状況は、企業が期待する「キャリア自律」の妨げとなり、経営上の課題となっていることもあるようです。
企業が課題を感じるミドル・シニア人材の多くは、「企業はポストを与え、役割を与えてくれる」という「状況受容型」のキャリアを経験しています。今回のプログラムは、そんな人材が環境の変化を意識して自分事に捉え、自らを変化に対応した人材となるような「変化対応型」キャリア意識を醸成する内容で構成されました。参加頂いた皆様には、自己理解のためのアセスメントや、実際の研修のようにケースを使ったワークを通じて、「変化対応型」キャリア意識を醸成するプロセスの一部を体験頂きました。
当日の様子
参加者の皆様には、予め受験いただいた「自己理解検査SAI」の結果から自らの特徴を理解して頂いた上で、これまでのキャリアへの内省を行って頂きました。さらに、これから起こりうる変化への対応についてケースを使ったグループワークを通じて考えを深め、今後のキャリアについてのイメージを描いて頂きました。
今回ご参加頂いた皆様は、世代や立場に関わらず、一人の当事者として環境変化へ対応することの意義を感じて頂けたようです。
参加者の声
・シニアの課題を改めて考えてみたが具体的に見えてくるようで見えてこないところがある。体験会で教わったフレームはこの点を考えるヒントになった。
・ケースに書かれた状況を、受講者自身の"気付き"によって自分事に置き換えて考えることが出来るような仕立てがよいと感じた。
・どの対象に、どういったタイミングで導入したら良いか、悩ましいが必要性を感じる内容だった。
・企業に属している時のキャリアも大事だが、その先のキャリアも考えることも重要だということが分かった。
担当トレーナー
- 中尾敦
3年、5年、10年後ふと思い出したとき、自分が「変わった」きっかけのひとつだったなと思っていただけるような研修を増やせるよう、毎回一期一会の真剣勝負だと思って臨んでいます。