役割創造コンセプトプログラム
「役割創造®」とは、「社内の職務や社外活動において主体的に自分のリソースを活かし、価値提供していける状態になる」ことで、当社が提唱するコンセプト(考え方)です。本プログラムは、当社が提唱する「役割創造モデル」に基づいて提供する複合的なキャリア開発支援プログラムです。社内外も含めた多様なキャリアの中で自分自身の活躍のあり方を社員が自律的に考えるきっかけを提供します。多様なミドル・シニアの役割創造を実現するために、プログラム全体は、研修実施だけではなく、研修後のキャリアカウンセリングや上司とのキャリア面談、または社外(NPO・中小企業・ベンチャー)での課題解決体験などの複数の施策を関連付けて構成されます。
ミドル・シニア人材には「報酬水準が変わる」、「役職定年を迎える」、「職務内容が変わる」、「社内での立場が変わる」というような転機がおとずれます。働く期間が長期化し、年齢を重ねた後も社会環境やテクノロジーの変化に追随する能力が必須になってきている現代においては、「環境変化を受容する」だけではなく、「自ら環境変化へ対応する」ことが求められます。他方で企業は、社員に期待する役割や職域を明示できないジレンマにあるなか、社内外も含めた多様なキャリアの中で自分自身の活躍のあり方をミドル・シニア人材が自律的に考えるきっかけを提供したいというニーズが増えています。
環境変化への対応を促進するために、自分の強み・持ち味である「キャリア資産」を捉えた上で、望むキャリアの方向性を描きます。そして自分が役割を果たしている姿をイメージした上で、自分の「軸」となるキャリアコンセプト、「自身のありたい活躍の姿」を言語化します。それらをベースに、社内と社外、既存領域と新しい領域の四象限でどんなキャリア展開ができるかを自ら考えた上で、その実現計画を作り行動に繋げます。
プログラムの概要
キャリア研修の前後工程施策を入れ、点から面への展開を図ることで、好循環を生み、役割創造へつなげる
1受講者上司への事前共有(通達もしくは、ガイダンス)
上司へ事前に内容を共有する研修趣旨・内容書の作成、研修事前協力物の準備とご提供します。
効果:上司が趣旨を理解することで、受講者の送り出し(動機付け)や研修後の面談の実効性が高まる
2キャリアコンセプト開発研修
研修によってキャリア資産の棚卸と再統合。今後の計画の明確化します。
効果:キャリアコンセプトが明確になり、提供価値やそれを発揮するイメージが具体化する
コラム 講師が語る「キャリアコンセプト開発研修とは」
3キャリアコンサルティング
キャリアコンサルティングにより気持ちや意思の整理、変化対応へのステップを明確化します。
効果:研修で策定した計画の内容の具体化と行動化を促進する
コラム プログラムでキャリアコンサルティングが担うものとは
4上司とのキャリア面談
本人向けの面談用シートの作成し提供。上司向けのキャリア面談ガイド作成やキャリア面談の手法を学ぶ研修の実施します。
効果:職務との関連付けが高まる。社内外での行動計画に上司の理解が得られ、実行度が高まる
5キャリア越境学習プログラム
越境先の選定しご紹介。事前ガイダンスや越境体験の振り返りなどにより受講者の内省を促進します。
効果:社外(NPO・中小企業・ベンチャー)での課題解決体験を通して、自らの価値提供の新しい可能性を見出す事ができる
コラム キャリア越境学習プログラムが担うものとは